医院案内

院長　柴山 嘉和

ごあいさつ

柴山歯科医院は、祖母から父そして私と、3代にわたって地域に根付き、診療を続けてきました。
先代の父の若いころから、ご家族3世代にわたって通ってくださっている方も少なくありません。

今回のリニューアルにあたり力を入れたのは、矯正専用の機器の導入と、小さなお子様連れの方にも安心して通っていただける空間にするということ。

矯正機器の導入に至るきっかけは、近年、お子さんの歯並びのお悩みを持っている親御さんがとても多いと感ることです。
今までは、比較的高齢の患者さんが多く、虫歯治療はもちろんのこと、入れ歯やかぶせ物などの補綴治療が多く、修理や調整が必要な場合が多くありました。
その為、院内に技工室を設け、簡単な技工であれば当院で行い、スピーディーな対応ができるようにと心がけていましたが、
それに加えて矯正のニーズも高まってきているなと日々感じています。
以前に勤務していたクリニックが矯正をメインにやっていたこともあり、そこでの経験や、講習会にも多く参加し矯正に対する知識を深めてきました。
矯正をするならしっかりした診断のもと、治療に取り組みたいという思いで、最新の機器も導入し、より精密な治療をめざしています。

また、お子様やお子様連れの親御さんも増えてきていることから、待合室にキッズルームを設けるのはもちろんのこと、
治療室は完全個室にし、3室ある治療室の1室はファミリールームとして、
お絵かきボードやバルコニーなどを設置して、お子さんが飽きることなく遊べるような工夫もしています。
お利口に待っていることができたり、頑張って治療ができたお子さんにはご褒美も用意しています。

歯科は怖いところ、行きたくないところ、という先入観を、みなさんお持ちかもしれません。
「歯医者さんは怖いよ。歯医者さんに行きたくなかったら歯磨きしなさい。」などと、お子さんに言ったことはありませんか?
お子さんに、歯医者さんは嫌なところ。と刷り込むよりは、小さなころから歯科を上手に利用していただきたいのです。
歯科には、「歯が痛い」や「詰め物がとれた」など、何かしらの不具合があった時にしか通われない方が多いと思いますが、
本当は、そうなる前に、定期健診に来ていただきたいです。
そうすれば、その都度汚れている部分や歯磨きのポイントもお伝え出来ます。
歯並びの悪さが虫歯の原因になっている場合には矯正のご提案もできますし、
高齢の方には口腔内ケアや口の動かし方のトレーニングを行うことで、
むせた時に菌や食べ物が入ることを防ぐことになり、それは誤嚥性肺炎の予防にもつながります。

不具合があってから治療をしに来るよりは、予防歯科に力を入れて、口内環境を整えていただきたい。
成長にあわせて長期間を見越して通える「かかりつけの歯科」として頼りにしていただけたらうれしく思います。