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歯がしみる。2021年01月25日

歯がしみる原因として、1.むし歯、2.知覚過敏、が挙げられます。

1.むし歯

むし歯が進行して神経が炎症を起こし、「しみる」感覚を起こしている状態

2.知覚過敏

①歯が磨り減ったり、欠けたり、目に見えない小さな亀裂ができたことで、歯の内側の象牙質に直接刺激が伝わり「しみる」症状を起こす状態

②かみ合わせなど、強い外力が加わることが原因で「しみる」症状を起こしている状態。

この②の知覚過敏の仕組みは、歯に加わった外力が根に伝わり、根のまわりの血流が一時的に乱れ、それにより歯の神経が炎症を起こして「しみる」というものです。むし歯でしみるメカニズムと同じですが、むし歯は神経の一部で炎症を起こすのに比べ、かみ合わせでは神経全体が炎症を起こしてしまいます。これは歯にとって大きな負担にもなるため、放っておいてはいけない症状と言えます。

治療としては、「むし歯」ではむし歯の治療。「2-①」では欠けた歯の修復や知覚過敏抑制剤の塗布が挙げられます。「2-②」では、症状に応じてかみ合わせの調整、神経の治療など慎重に進めていくことになりますが、「患者さん自身が日常の強いかみ合わせを自覚する」ことも大切になってきます。

このように、「しみる」と言っても原因は様々です。ただ、どの場合でも早期に治療することが歯を守ることにつながるというのは共通しています。「しみるかな」と気になったら早めに、かかりつけ医に相談して下さい。

 

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