虫歯がないのになぜしみるの?2020年03月26日
歯の表層はエナメル質という硬い組織に覆われており、その内側に象牙質があり、さらにその内側には歯の神経や血管(歯髄)が入っています。この象牙質には細い管(象牙細管)が神経から伸びていて、歯磨きなどで歯の表層にあるエナメル質がなくなり内部の象牙質が露出すると、歯の内部にある神経に通じている管(象牙細管)の入り口も露出し、刺激が神経に伝わりやすくなるので、冷たい物、熱い物、甘い物などを食べた時に刺激を感じやすくなってしまいます。このような場合、露出した象牙質を樹脂でコーティングしたり、露出の度合いによっては虫歯の治療に使う樹脂を詰めたりします。しみる症状が出た場合はむし歯があることもあるので、早めに歯科医院で診てもらって下さい。
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