歯茎の治療は後からではダメなの?2020年03月18日
虫歯で受診したのに、なぜ先に歯周病の治療を進めるの?と、疑問に思われる方もお見えかと思います。当院でも痛みがあったり、緊急性のある虫歯がない場合は歯周病の治療を先に進めさせてもらうようお話させて頂いております。よく歯の治療を家を建てる時の状態に例える事があります。家を建てる時に土台となる基礎がしっかりしていないとどんなに立派な家を立てても長く住み続けることは出来ません。歯の治療も同じで歯の部分を家だとすると、歯を支える歯茎や骨は基礎の部分にあたります。ですから虫歯治療の前に歯茎の環境を整える事が重要なのです。具体的には歯茎に炎症がある状態では治療時に出血しやすく、それによって治療の精度が下がったり、被せ物の適合が悪くなります。また、被せ物をした後に歯茎が下がって審美的に問題が起きる事もあります。歯周病の治療から始めると時間がかかってしまうように感じるかもしれませんが、長い目で見ると非常に効果的な治療といえます。ご理解いただけたら幸いです。
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