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お口の機能は知らないうちに低下している!?2020年12月04日

現代の子ども達の食生活は、昔と比べると軟らかい食べ物が増えています。それに加え、アレルギーを持っている子どもの数も増加していて、これらの事が子ども達の口腔機能を発達しにくくしてしまっています。

軟らかい食べ物が多いと、舌や口まわりの筋肉、咬む力は十分に発達できません。そして、アレルギーが原因で鼻がつまると口呼吸が多くなり、上あごが狭くなってしまいます。上あごが狭いと舌の収まるスペースが狭くなり、うまく咬めない→下あごが成長しない→歯並びやかみ合わせが乱れる、というように負のサイクルができあがってしまいます。

この負のサイクルを断つために、小児期の矯正治療を行なって上あごを広げてあげたり、口腔機能トレーニング(口まわりの筋肉や舌を正しく動かすためのトレーニング)を行い、口腔機能の発達を促すことなどがあげられます。これらの治療を行うことは、小児期のかみ合わせを改善したり、将来の矯正治療の負担を軽くする事にもつながります。

お子様の生活環境や、食生活に気をつけていても、現代の環境では知らないうちに口腔機能は低下してしまっているかもしれません。かかりつけの歯科医院で、虫歯のチェックだけでなく、口腔機能についても相談してみることも大切ですね。

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