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子供の食事の悩み。2021年03月15日

子供の食生活は時代とともに変化しています。それに伴い、保護者の子供の食に関する悩みも変化しています。

「1歳をこえた子供の食事で困っていること」という調査(厚労省)について、昭和60年、平成7年、平成17年、平成27年で比較すると、「遊び食い」はどの年代でも上位にきています。それに加え、平成7年以降「偏食」や「よくかまない」が増加し、平成27年では「食べるのに時間がかかる」が悩みのトップになっています。これは、現代社会が多忙化し、保護者は時間のない中での育児に悩んでいることを表しています。

子供の食に関しての心配事が増えてくると、保護者は「食事が楽しくない」と感じてしまうのではないでしょうか。これは「子育てが楽しくない」という気持ちにつながりかねません。「忙しくて料理する時間がない」→全て手作りではなく、外食、調理食品にも頼り、手作りと組み合わせる。「偏食」→野菜なら小さく切って混ぜ込む、お味噌汁に入れるなど、魚なら煮魚など調理法を変える。「食べむらがある」→むらがあっても、2−3日を平均して食べていれば大丈夫。むらが続くなら生活習慣をみなおす。など、これらは解決策の一部です。地域の保健センターの相談窓口、子育て支援センターなども活用して悩みを解決していくといいですね。

また「よくかまない」、「遊び食い」、「食べむらがある(偏食)」などの悩みには、お口の機能面(かみ合わせなど)が影響している場合もあります。そのためかかりつけの歯科医院とも連携して、ストレスのない子育て環境を作っていくことが大切ですね。

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