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子供に多い歯肉炎2021年04月21日

歯科医院でお子様が『歯肉炎ですね』と言われてしまったことのある方もいるのではないでしょうか。歯肉炎とは『歯肉の炎症』を指していて、自覚していないお子様がほとんどかもしれません。しかし、磨き残しの多いお子様の歯ぐきを見てみると、歯に沿って歯ぐきがプクプクと腫れていることに気づくのではないでしょうか。

歯肉炎の原因は『プラーク』と呼ばれる歯にくっついた白いネバネバです。プラークは細菌の塊で、この細菌が歯ぐきの炎症を起こします。プラークはうがいをしただけでは取ることができず、歯ブラシを上手く使わないと取れませんが、しっかりと歯磨きをしてプラークを除去できれば歯肉炎は治っていきます。ですので歯科医院で歯磨き指導を受け、正しい歯磨き習慣を身に付けることが大切になります。

もし、歯磨きがきちんとできずにプラークが残ったままになるとプラークは『バイオフィルム』という歯磨きでは取れないしつこい膜に変化していき、こうなってしまうと歯科医院でのクリーニングが必要となってしまい、将来歯周病(炎症が歯を支える骨にまで広がって、骨が吸収してしまう状態。進行すると歯がグラグラになってしまいます。)になる可能性もあります。

将来のためにも、子供のうちから良い歯磨き習慣を身につけていくことが大切ですね。

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