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不潔な入れ歯は肺炎のリスク!2021年05月06日

日本の高齢者(65歳以上)7万人を対象に、『入れ歯の清掃習慣』と『過去1年間に肺炎になったか』を調査した研究があります。この結果、『入れ歯を毎日清掃している人』に比べて『毎日はしていない人』は、肺炎のリスクが1.3倍も高く、75歳以上に限ると1.58倍にもなっていました。

これは、お口の中の細菌が肺に入って「誤嚥性肺炎」が起きることが原因と考えられます。誤嚥性肺炎は、お口の中の細菌が食べ物や、唾液と一緒に肺に入ることで起こりますが、睡眠中でも無意識のうちに唾液が肺に入り込むことで感染を引き起こしています。

入れ歯に細菌がたくさんついていると、唾液に含まれる細菌の量も増え、誤嚥性肺炎のリスクも高まりますし、肺炎を起こさないまでも、常にたくさんの細菌を飲み込んでいる、というのは体にとっても良くはありません。

2019年の統計では、誤嚥性肺炎は国内で6番目に多に死因になっています。ぜひ、毎日の入れ歯のお掃除を習慣にしてくださいね。

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