ブログ

『お口のケア』と聞いて何が思い浮かびますか？例えば　歯みがき　は一番身近な『お口ケア』ではないでしょうか。もし、ケアを全くしなかったら、お口はどうなるでしょうか。口の中は放っておくと汚れが溜まり、それが虫歯や歯周病を引き起こします。虫歯が痛んだり、歯周病で歯が抜けてしまうと物が咬めなくなり、生活の質が低下してしまいます。このような事にならないように、『お口のケア』について知っておく必要があります。『お口のケア』にはセルフケアとプロのケアの二つに分けられます。

セルフケアには、ブラッシング（食事ごとの歯磨き習慣）、歯間ブラシ・デンタルフロス（歯間ケア）、フッ素（フッ素入り歯磨き剤やジェル）の３つが挙げられます。これに加えて規則正しい食事や喫煙を控えるなど、生活習慣に気を付ける事も大切です。

プロのケアには、まずは歯科検診です。そこで虫歯・歯肉の炎症の有無などをチェックします。そしてこれらの結果から自分にあったセルフケアの指導を受ける事が出来ます。もう一つのプロのケアは、専門的な歯の清掃（PMTC）です。PMTCとは器具を用いて行う歯のクリーニングで、セルフケアでは落としきれない歯石やバイオフィルム（細菌のかたまり）を除去する事です。

セルフケアは自宅で自分で出来るケアです。かかりつけの歯科医・歯科衛生士と相談しながら『お口のケア』に上手に取り組んでみてください。