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シュガーレスと砂糖不使用はどう違うの?2020年05月17日

最近の食品パッケージにシュガーレスや砂糖不使用といった表示を多く見かけるようになりました。では、この表示にはどういった違いがあるのでしょうか。

まず、シュガーとは砂糖に限らず果糖・ブドウ糖などの糖類のことをさします。ですから、シュガーレス(ノンシュガー・無糖・糖類ゼロと同じ意味)は砂糖を含めた糖類が入っていないという事になります。ですが、全く入っていないか、というとそういうわけではなく、食品100g(飲料100ml)中、0.5g未満であれば表示可能となっています。

それに対し、砂糖不使用とは『食品を加工する段階でショ糖(砂糖)を使用していない』ということなので、砂糖自体を使用していなくても、はちみつのように食品本来の成分としてショ糖を含んでいる場合があります。ですのでシュガーレスと砂糖不使用ではシュガーレスの方が歯には優しいということになります。

他にも、『キシリトール配合』と表示されていると、これは虫歯にならないから大丈夫。と思われるかも知れません。確かにキシリトール自体は虫歯の原因にはなりません。ですが、他に砂糖が含まれていたらいくらキシリトールが使われていても虫歯になる可能性はあります。

このように表示の意味を理解すると食品の選び方も変わってくるかと思います。ですが気にし過ぎるあまり食べるものが制限されてしまうのも現実的ではありません。シュガーコントロールは大事ですが、それだけにとらわれず、生活習慣、歯磨きやフッ素、歯科検診を通してトータルで歯を守っていくことが大切ですね。

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