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皆さんは自分のお口の中に何本の歯が残っているか知っていますか？

平成２８年の調査では、８０歳以上の方の平均は１５本です。ということは本来２８本あるはずの歯が半分近くまで減ってしまっているのです。

ここでもう一つ質問です。もし、『あなたのきれいな歯を１本抜かせてもらえませんか？』とお願いされた時に、いくらなら納得できますか？

歯を失った時の治療法で考えてみましょう。最も良い治療方法はインプラントになると思います、インプラントの場合、１本３０万円以上の治療費がかかってきます。ですので少なくとも１本の価値を３０万円とすると、８０歳の平均では４００万円近くも失っていいることになります。この失った分は本当に防ぐことが出来ないものだったのでしょうか？

自然界では歯を失った生き物は生きていくことができないと言われるほど生き物にとって歯は大事なものなのです、その歯を守っていくか、むし歯や歯周病でダメにしてしまうのか、失ってからでは遅いのです。そしてお子様をお持ちの保護者の方には、家ではおやつを管理してもらい、寝る前には出来るだけ仕上げ磨きをしていただきたいと思います。子供にとって歯磨きはどうしても面倒なものです。どんなに『歯は大事だからしかっり磨きなさい』と説明したところで、自分の歯がなくなるとか、何十年先のことなどイメージできません、歯の大切さに気がつく前にむし歯で治療だらけの歯にしてしまってはかわいそうです。今後、平均寿命はさらに伸びていくでしょう、その時に最後まで自分の歯で美味しく食事ができるように今のうちから出来ることをしてもらいたいと思います。そのためにも当院で出来ることはしっかりやらせてもらいます。一緒に大事な歯を守っていきましょう。