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お口の育ちと摂食・嚥下(離乳完了期)2020年06月24日

離乳完了期(12〜18ヶ月)は『自食期』に入ります。この頃は手づかみ食べをする、介助でコップから飲める、さらに自分でコップを持って飲み始めるようにもなる時期です。

食べ方に関しては、1歳頃の目安で歯は上下4本ずつの8本が生えてくる頃であり、『かじりとり期』になります。奥歯が生えておらず、かみ合っていないので、歯ぐきでつぶせる硬さ(肉だんごぐらい)の食事が良いでしょう。また、加熱調理した野菜のうす切りや、スティック、おにぎりなど、自分の手で持てるような食事にすると、一口量をかじり取る練習がしやすくなります。自分で食べることを楽しんできたら、順次、スプーンやフォークを持たせるなど、出来ることを提案しましょう。

この時期の食事の際の注意点

①足底を接地して食べる・・・足底を床(足台)にしっかりつけて、体幹を安定させることで口の機能も安定します。

②水分の飲み方・・・おちょこなど、飲み口が広く小さい器に慣れてきたら、軽くて両手の取っ手のついたコップを選びます。こぼれても良い環境で、子供の自由にさせることがコップの学習に役立ちます。

③窒息予防・・・急いで食べたり、飲み込まないように、食事の時は大人が見守りましょう。また、一口量が多すぎないか確認しましょう。

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