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今年の夏もまだまだ暑い日が続いています。例年であれば夏休みのはずが、今年はコロナウイルスの影響でこの暑い中、通学しなくてはいけなくなっています。そこで学校としても熱中症対策としてお茶だけでなくスポーツドリンク（又は、薄めたもの）の持参を許可しているところもあります。熱中症予防のために手早く塩分・糖分を一緒に補給できるスポーツドリンクは有効ですが、スポーツドリンクには５００mlに角砂糖５〜８個ものたくさんの砂糖が含まれていて、酸性度を示す値もpH３と低く（０～１４の数値の範囲で示され、０に近いほど酸性が強く、１４に近いほどアルカリ性が強くなります。）虫歯のリスクとしては高くなってしまいます。他にも、中学生になって部活をやるようになってからスポーツドリンクをよく飲むようになり、急に虫歯ができるようになった、というケースもあります。

スポーツドリンクを止めるように、ということは言えませんが、可能であれば、スポーツドリンクを飲んだ後は水で口をゆすいで口の中の糖分を減らしてもらうなどの対応も合わせてしていただけるといいと思います。